矯正歯科の治療で眠りの質が変わる

歯並びと睡眠には、密接な関係があります。

日本人は、歯並びが悪い(不正歯列)の人が多いと言われています。不正咬合の例を挙げると、八重歯、出っ歯、すきっ歯、中心のズレ、などがあります。日本人はあご骨のサイズが外国人よりも小さめなので、不正歯列になりやすいのです。

また、現代の食事は硬いものを食べる機会が減って、柔らかいものばかりになっています。すると、下顎がどんどん小さくなってしまうという現象が起こります。そうなると、歯が生えてくるスペースがなくなります。大人の歯(永久歯)は第三臼歯である親知らずを含めて32本ありますが、顎骨のサイズが小さくて生えてくるスペースが足りないと、凸凹の乱杭歯(らんぐいば)になってしまう可能性も多いです。

八重歯も生えるスペースが不足することで起こります。下顎がぎゅうぎゅう詰めになってしまうと、舌が収まるスペースまで狭くなります。行き場を失った舌が気道の入り口を塞いでしまうと、睡眠時無呼吸症候群が起こりやすくなります。

これが原因で睡眠の質が悪くなるのです。不正咬合の治療は、矯正歯科が専門です。一般歯科は歯並びではなく、歯そのものの治療を行います。矯正歯科の治療は審美目的に分類されるため、保険が適用されません。

そのため、治療費が高くなってしまうことが多いです。矯正治療は審美目的でもありますが、同時に歯並びを正しくして噛み合わせをよくしたり、睡眠の質を上げるという健康効果も大きいです。

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